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いまばり市民劇場 このあとのラインナップ


松山市民劇場例会

    2022年 1月 18日(火)
    場所:県民文化会館サブホール

     開演6:30  開場6:00
     劇団 青年座
     横浜短篇ホテル

     
    作:マキノノゾミ

    演出:宮田慶子

    出演:加門良 横堀悦夫 津田真澄

        野々村のん 石母田史朗  他
   
   
 
『横濱短篇ホテル』は、横濱の老舗のホテルを舞台に、1970年から5年ごとにショートストーリーが展開する。それぞれがちょっと悲しく微笑ましく、心を揺さぶる話である。その小さな宝石のようなお話たちは、一つ一つが独立しながら、最後はネックレスのようにつながっていく。宿泊する人、宴会に出席する人、待ち合わせ場所に利用する人、ちょっと一休みする人…ホテルには様々な目的の人々が行き交う。そして毎日いろいろなドラマが生まれる。ホテルでの偶然の遭遇や絡み合いが、その人の人生を大きく変えることもあるだろう。そんなことを思わせる作品である。

 舞台は横浜の老舗ホテル
奥山ハルコと柳井フミヨ、二人は同じ高校の演劇部員
憧れの映画監督に会いたいという思いから二人の物語は始まる
偶然の出会いと避けられない別れ
二人の道は時に離れ、時に近づき、交差しながら人生の時を刻んでいく
1970年から5年ごとに時代を切り取った7つの短篇が
ネックレスのようにつながって物語を紡ぐ

 

第158回例会

    2022年 3月 15日(火)
    場所:今治市公会堂

     開演6:30  開場6:00
     劇団前進座
     ひとごろし 喜劇一幕

     
    原作:山本周五郎 
    台本・演出:十島英明
    出演:上沢美咲 ・中嶋宏太郎、他
   
   
   

  この作品〈1964年〉は滑稽物(こっけいもの)の最後の作品です。
 「ひとごろし」は、英雄豪傑の類が大嫌いだった作者の面目躍如とした作品です。
 越前福井藩中で臆病者と噂されて自身もそう思っている家臣が、殿の小姓頭を斬り殺した剣術の達人の討手を志願した物語です。さてどんな結末になるのでしょうか!

 舞台はコロスと演技(アクション)による笑劇(ファルス)、として創りました。皆さんの豊かな感性と想像力に依拠(いきょ)した舞台です。
 演劇は観客と舞台との交流によって成り立っています。ですから、みなさんは今日のこの舞台の創造者なのです。

 みなさんと創り上げた今日の舞台は、二度と再現することはできないのです。
 さあ、開幕ベルが鳴りましたよ。いよいよ開幕です。


 「せっ、せ、拙者めが仁藤昴軒(にとうけんこう)をうつ、討ちまする!」
名乗りをあげたのは、双子六兵衛(ふたごろくべい)。
水を打ったように静まった大広間は次の瞬間、嘲笑に包まれた。
双子六兵衛と云えば、誰知らぬ者もない臆病者。
片や、殿さまのお気に入りの小姓頭を斬り殺して立ち退いた仁藤昴軒は、向かう処敵なしの剣術指南役なのだ。
たった一人の妹に別れを告げた六兵衛は、昴軒を追って旅立つ
「お兄様は殺されてしまいます」
「相手は名人、私は臆病者と認めている。私はこの違いに賭けたんだ。」

役となり語り手ともなる4人のコロスが、八面六臂(はちめんろっぴ)。楽器を奏で、音具を操り、人はもちろん馬や犬、蝉や鈴虫、風・雨・風鈴・幟までを演じきる笑劇。
「人を殺したり、切腹するのを見るのは 好きじゃない」 臆病者の上意討ちのてんまつは――
 

松山市民劇場例会

    2022年 5月 23日(月)
    場所:県民文化会館サブホール

     開演6:30  開場6:00
     劇団 NLT
     マグノリアの花たち

     
    作:ロバート・ハーリング

    訳:黒田絵美子  演出:釜紹人

    出演:木村有里・杉山美穂子・安奈ゆかり 他
   
   

 マグノリアとは、マグノリア(モクレン)科の総称です。
 欧米では学名のMagnoliaをそのまま花の名前としているので、少しわかり辛くなっているようです。
 モクレン=マグノリアではなく、モクレンもマグノリアの一つだということです。タイサンボクもオオヤマレンゲもマグノリアです。
 本作品のマグノリアは 「タイサンボク」 を指しているようです。

 アメリカ南部、ルイジアナ州の小さな町。シェルビーの結婚式の朝。
 シェルビーと母親のマリンは結婚式の準備に追われていた。
 町一番の美容院、トゥルーヴィーの店で、常連客たちといつものように楽しいおしゃべりをしている時、突然シェルビーは糖尿病の発作に見舞われる。
 その後、幸せな結婚生活を送っていたシェルビーは、翌年のクリスマス、久しぶりの里帰りで、自分が妊娠したことを母親に打ち明ける…
 女同士の友情を通して、命の尊厳、新しい生命の誕生をみつめる感動作。
 


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