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トピックいろいろを紹介します。
◆第73回例会「長江」報告
 11月15日(月) いまばり市民劇場 第73回例会 劇団東演「長江」がありました。

★搬入は10時開始。
 朝10時、市役所は混雑しておりました。
 トラックは到着しています。会場準備が始まっていました。
 
 がらんとした舞台。ここに舞台装置を運び込みます。
       

さあ、搬入開始です。


小野さん 気を付けて!
 

明比先生 筋肉痛になりますよ!             ↓ リューチャン役の能登剛さんも
 

    ここには ミーリン役の古田美奈子さんが↓    製作の高橋さんも手伝っています。
   

 

堀田さんはいつもご苦労さん。


これは、TV局カメラマン役の 安田扶二子さんでは?
 

★10時30分 搬入は終わりました。
舞台前に運び込まれたセット部品の数々。
量はすごく多く感じましたが、指示がしっかりされていて、搬入がとてもスムースでした。


★劇団東演 製作 高橋俊也さんのインタビュー
 劇団東演は第5回例会「ロミオとジュリエット」以来で、11年ぶりになります。
 「ロミオとジュリエット」では四国市民劇場賞をいただきました。
 「長江」でもいただきたいですね。
 「長江」は中国のお芝居です。日中友好のイベントで中国公演もしました。
 また、中国の劇団を東京に招待したこともあります。
 東演はロシアや中国などのすばらしい作品を発掘して上演して行きたいと考えています。
 東演ホームページ






★榧野 明さん(写真中央) の紹介  
 この方はいまばり市民劇場初代事務局長:藤沢るり子さんのご主人様です。
 第6回ニッセイ・バックステージ賞を受賞されました。
 この賞は財団法人ニッセイ文化振興財団による 舞台芸術を裏から支え、優れた業績をあげている舞台技術者=広い意味での 「裏方さん」に光を当て、永年にわたって舞台芸術を支え、また後進の指導、 育成にも尽力された方を称えるために平成7年に創設されたものです。
 ■榧野 明(カヤノ アキラ)氏(演劇道具の輸送) 57歳
 道具の輸送の基本を「演劇を愛する」ことに置き、計画どおりの到着、破損防止に万全を期す優れた力量を持ったドライバーとして、高い評価を受けています。
 昭和37年大阪東運送株式会社(現・ヒガシ運送サービス)に入社。
 劇団民芸の旅公演を皮切りに、各劇団の大道具、小道具、衣裳など舞台の道具類を専門に運び続けて35年になる。
 運搬が確かなだけでなく、旅公演では搬入、搬出から大道具や照明の仕込み、舞台の転換の手伝い、制作の補助からパンフレット売り、求められれば役者までこなす。
 永年の経験と人脈を通して劇団と地方組織とのパイプ役を務めるなど各劇団の旅公演に欠くことのできないスタッフでもある。
 社内の舞台道具専門の後継運転手の育成にも力を注いでいる。
 宇野重吉さんが仮名手本忠臣蔵の萱野三平の名から名付けられた「三平(サンペイ)ちゃん」の愛称で通っている
 平成4年 全国演劇鑑賞連絡会議30周年表彰    平成11年 社団法人全日本トラック協会銅十字章

★トラブル発生 16時頃
 会場スタッフがバタバタと走っていたかと思うと、市の職員が5人ぞろぞろ入っていくではありませんか。
 何事か?と見ていると、どうも照明装置の故障らしい。
 暗転が出来ない!どうなるんだろうか?開演まで後2時間半。
 詳しい情報無しです。

★17時55分 運営サークルのミーティングが始まりました。


みなさん!がんばりましょう!三木さん



 
                          いまばり市民劇場のカレンダーを買って下さい。
みなさん、準備OKですか。
  



さあ、開場です。
★18時30分 上演開始

長江とは中国4000年の象徴。
長江のほとり、高層住宅。
中国は市場開放政策により、大きな変革の時代です。
絶対的住宅不足から、血縁でもない2世帯がひとつの部屋で生活しています。
個人が個人のために出す結婚広告をあつかう雑誌があります。
官僚になれば確実な出世があるけれど、その地位にたどり着くには相当の苦難がありそうです。
経済に敏感なひととそうでないひとでは、貧富の差がありそうです。
  (レイ・ズーは皮ジャン着てました。)
取材のTVカメラの前では緊張してなにも出来なくなるのが当たり前のようです。
  (そういうことなんですけど、ガオ船長とファン先生の名演技がとにかくおかしい。)
中国でも英語は日常的に使っているようだ。
  (スタート! イエス!)
自分の妻が浮気をした男に「田舎の娘」をあてがう?ことができる。
  (妻が浮気相手と結ばれないようにしてから、妻を離縁した。それほど憎んだ。)
中国の今が見えた。(10年も前の作品なのに!?)
こんなお芝居が検閲されず、出来るようになった中国を見た。 =10年も前!驚き
日本企業がこぞって中国進出して、もう10年以上になるのか!?=しみじみ

とにかく、ガオ船長=小高三良さん、ファン先生=山田珠真子さん お二人の名演技に脱帽。
お二人の個性と演技力に圧倒されました。
人と人が寄り添い、心をかよわせ、生活をする。
そんな、当たり前の幸せがどんなに大切で、どんなにむずかしいか。
原点を見せつけられたようです。=感動◎

大きな拍手で感謝!感謝!いまばり最高!
★21時5分終演

すぐさま搬出作業開始です。 今日は高知市民劇場の方も見に来てました。
 

★21時30分 ロビー交流会
ガオ船長=小高三良さん、ファン先生=山田珠真子さんが出席して下さいました。
 

司会は 明比先生。  会員さんの出席者が少ない!

出席した会員さんからは
 すばらしいお芝居だった。
 2時間半あっという間に過ぎた。等々、お芝居を絶賛の声。

会員さんの「中国のお芝居を演ずるのは難しくないか」との質問に、
 山田さんは 「中国人らしく演ずるのではなく、同じ人間として演じているので、同じです。」
         「それから、暗転が明るく見苦しくなかったですか。」
 そういえば、照明装置の故障問題が有りました。実際のお芝居には大きな影響は無かったのですが、
 公会堂には泣かされます。

 小高さんは「四国の最初の公演でいつも以上に緊張感をもって演じました。」
 小高さんはガオ船長同様、実直で誠実そうな方でした。
すばらしい感動を有難うございました。

★午後22時30分、搬出作業は終了しました。

 みなさん、ご苦労様でした。




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