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最新例会紹介

第76回例会
 2005年 5月17日(火) 場所:今治市公会堂

  開演6:30  開場6:00
    幹の会+リリック
     『冬物語』

     原作=W.シェイクスピア
     演出=平幹二郎
     出演=平幹二郎,前田美波里 他

  シェイクスピア37作品の上演を目指す平幹二朗にとって、この『冬物語』は11作目になります。 『冬物語』はシェイクスピア晩年の作品『テンペスト』と並んで、人間の許しと和解をテーマにしたロマンス劇です。 16年に及ぶ時の経過の中で、「不信と死」という人生の冬から「愛の復活」という人生の春へと移り変わる人間模様を描いています。 人生の荒波を経験した果てに「許しと和解」という境地にたどりついた主人公リオンティーズを平幹二朗が渾身の力をこめて演じます。



あらすじ
 シチリア王リオンティーズ(平幹二朗)とボヘミア王ポリクシニーズ(渕野俊太)は幼い頃からの無二の親友であった。彼らはお互いの国を行き来し、親交をあたためてきた。そして今、リオンティーズの宮殿にポリクシニーズが滞在し、9ヶ月が過ぎようとしていた。これ以上国を空けてはいられないというポリクシニーズをリオンティーズは強引に引き留めようとする。
 なかなか応じないポリクシニーズに業を煮やした王は、王妃のハーマイオニ(前田美波里)に説得を頼む。はじめは固辞するポリクシニーズだったが、ハーマイオニの熱意に動かされ、ついに逗留を決める。
 しかし、喜ぶはずのリオンティーズの内に突然暗雲が立ちこめる。ポリクシニーズとハーマイオニが顔を寄せあって話し合う姿は、まるで恋人同士のようにみえたのだ。
 “あのむつまじさは異常だ。2人はもしかしてこの9ヶ月の間に愛をはぐくんでいたに違いない。ハーマイオニは臨月の身体──もしかして彼の子を宿したのでは!?”リオンティーズの内に沸き起こった疑念は2人への嫉妬へと発展し、恐ろしい決断を実行に移すことになる‥‥。
 そして16年後、奇蹟的な結末が‥‥。

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