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第113回例会

     2011年 7月 13日(水) 場所:今治市公会堂 
     開演6:30  開場6:00
      前進座
     『さんしょう太夫』
     作:ふじたあさや
     演出:香川良成
     出演:小林祥子 竹下雅臣 藤川矢之輔  浜名実貴 

     
芸術祭優秀賞受賞作品

      語るは、消えることのない民衆の憤りと悲しみであった。
      伝説の説経師たちが帰ってくる―――


 森鴎外の小説でおなじみの“安寿と厨子王”の物語を古来から伝わる説経節の語りにのせて魅せます。
 伝統演劇の様式美と伝統音楽の生演奏でつづる、子供の頃出会った物語とはまた違う驚きの舞台。


 ★あらすじ★

 平将門の孫、奥州五十四郡の主、岩城判官正氏はみかどの勘気をこうむり、筑紫の国(九州)太宰府に流人の身。
 妻の玉木は、あんじゅとづし王を伴ない、乳母を供に、夫の安否をたずね、みかどの許しをこうため、京へ向かって旅立ちます。
 ところが、越後の国(新潟県)直井の浦(直江津)にさしかかった時、人買いの山岡太夫にだまされ、玉木と乳母は佐渡へ、あんじゅとづし王は丹後の国のさんしょう太夫のもとへ、別れ別れに売られてしまいます。
 さんしょう太夫に売られた姉弟は、名も「しのぶ」「わすれぐさ」と改められ、なれぬ汐汲みと柴刈りに追いたてられ、つらい悲しい日々を送るのでした。
ある日、太夫と息子・三郎のむごい仕打ちに耐えかねたあんじゅは、肌の守りの地蔵菩薩の加護と、仲間の奴婢たちの助けを借りて、づし王を逃がします―――

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