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第129回例会

    2014年 9月29日(月) 場所:今治市公会堂
     開演6:30  開場6:00
      劇団 朋友
     『女たちのジハード』

     作:篠田 節子
     脚本:篠原久美子
     演出:宮崎 真子(俳優座)

     出演: 益海愛子 西海真理 他







 篠田節子氏の直木賞受賞作『女たちのジハード』(集英社刊)の舞台化。
 
 舞台では、変形5角形の2つのユニットが動き回ることで、
 まるでおもちゃ箱をひっくり返したみたいに、次々と5人の世界が飛び出してきます!
 2001年4月に行われた富士宮での公演では、拍手と笑いが鳴り止まず、
 観劇後のアンケートでは95%以上のお客様が「面白かった」と答えて下さいました。
   (これってすごい事なんです)


あらずじ

 康子は、これといった目標も無く、高校卒業以来ただ地道に働いている。いずれ結婚するつもりでいたが、すでに婚期を逸してしまった。
 リサは、母の様に子供が病気でも働き続ける女にはなりたくない。少しでも好条件の結婚相手を見つけ、早くOL生活を辞めたいと思っている。
 紗織は損保仕事は腰掛けで、いずれは自分の英語力を生かして世に飛び出し活躍したいとチャンスを覗っている。
 一人、損保の仕事に生き甲斐を感じ仕事打ち込むみどりであったが、会社からは「お局」として疎んじられ、退職を迫られている。
 新人の紀子は、ふらふらと頼りなく社内を漂い、甘い結婚・暖かい家庭を夢見るばかり・・・。

 他の企業より経済的には恵まれたOL生活の5人。
 だが、皆毎日「なにか」が物足りない。

 安藤と破局し、結婚の夢も破れ、マンションを買う決心をする康子。競売物件のマンションをヤクザと渡り合い必死の思いで手に入れる。康子のジハード(聖戦)が始まる。
 みどりは夫の昇進と引き換えに地方支社に飛ばされる。辞めてたまるものか!みどりのジハードが始まる。
 リサも、紗織も、紀子も一歩踏み出した時にそれぞれのジハードが始まる。
 女たちの「ジハード」に呼応するように、周囲の男達の気持ち・行動も変わってゆく・・・

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くしろ演劇みたい会「女たちのジハード」紹介ページ
篠田節子の名言集「女たちのジハード」

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