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松山例会

    2021年 4月 1日(木)
    場所:県民文化会館サブホール

     開演6:30  開場6:00
     俳優座劇場プロデュース
     罠

     
   作:ロベール・トマ
   訳:小田島恒志・則子
   演出:松本祐子

   出演:石母田史朗 加藤忍 原康義
   






   『検察側の証人』『夜の来訪者』『真実のゆくえ』等、
   推理サスペンス劇に定評のある俳優座劇場プロデュース。
   フランソワ・オゾン監督の映画『8人の女たち』の原作者としても注目された
   ロベール・トマの代表作『罠』を2018年に上演、話題を呼び絶賛されました。
 

 1950〜60年頃とおぼしきフランスのリゾート地、シャモニー郊外。新婚3ヶ月のダニエルとエリザベートは、アルプスを望むこの山荘にバカンスで滞在していました。しかし、些細なことで喧嘩になり、外出したエリザベートは数日間戻って来ません。
 警察の捜査は進展なしだと報告に来たカンタン警部に、憔悴を隠さずに当たりちらすダニエル。入れ替わりに教区の神父が訪れ、なんと、奥さんを伴って来たと告げます。しかし、「あなた、ただいま!」と現れたのは、ダニエルの全く知らない別人でした。この女が仕掛けた罠に違いないと激しく抵抗するものの、一切の状況証拠はダニエルに不利に働いてゆくばかり。翻弄されるダニエルは、果たして狂ってしまったのか、それとも…。

第155回例会

    2021年 5月 12日(水)
    場所:今治市公会堂

     開演6:30  開場6:00
     劇団民藝
     泰山木の木の下で

     
    作:小山祐士
    演出:丹野郁弓
    出演:日色ともゑ 桜井明美 塩田泰久 他
 
   



  瀬戸内海の美しい叙情と、時代の波に抗いながら必死に生きる人びとの哀歓をうたいあげる小山祐士作品。
  1963年初演いらい宇野重吉演出・北林谷栄主演により、ロングラン上演を重ねてきました。
  このたびは丹野郁弓演出で、あらたに日色ともゑがハナ婆さんを継いでいきます。


 小さな汽船が行き来する瀬戸内海の小さな島。白い大きな花をつける泰山木。その木の下で質素に暮らすハナ婆さんは、貧しいながらも9人の子どもを産み、戦争中に優良多子家庭として表彰されました。
 しかし3人の子は戦死、のこる6人の子までも、広島の原爆で亡くしていました。思えば、殺されるために産んだようなものだ――。悲しい体験をもつハナは戦後、人助けのつもりで、頼まれると密かに子どもをおろしてやっていたのです。
 早春のある日、ひとりの男が泰山木のその家を訪れます。堕胎の罪でハナ婆さんを逮捕しにやって来た木下刑事です。御幸署へ連行する船中でハナ婆さんの話を聞く木下刑事も、また誰にも言えない苦悩を抱えていたのでした……
「泰山木の木の下で」 紹介ページ

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