幕が上がって見せられたドーム型の大道具に驚き、さらにドームが開いていろんな仕掛けを楽しみながら、芝居は観客をグイグイト引きつけてくれた。とても新鮮な印象だった。ミステリアスな内容があると思ったら、夫婦間の細かい機微をうまく取り入れた心温まる場面があったり、作者はやはりただ者ではない。 解説に書かれていた劇団民藝の新しい1歩ということばがうなずけられる。 上演時間を感じさせない演出に魅せられてしまった。休憩も入れて3時間近い物語にこころがはずんだ。物語が進むにつれて、最近見たトムハンクスの映画『ダヴィンチ・コード』と重なるようなものを感じたのは私だけだったろうか。 着物美人が次々と登場して目を楽しませてもらったし、洋服姿の時の移り変わりを見せた効果もうなずける。いつも思うことだが、役者の皆さんはあの長い長い時間の台詞(セリフ)をどうやって身につけるのだろう? それがプロと一口では片付けられない苦労があることだろう。良いものを見たあとの気分は上々今夜もぐっすり寝むれそうだ。 ありがとう 「 巻雲」 渡辺宏 |
日色さんが若々しい演技をされ、全体に明るさを与えていた。 千葉さんの声の張りと発掘について熱く語る演技が良かった。 南風さんのコッケイ味が一息つかせてくれた。 千葉さんが登場する時に持っていたトランクケースが欲しい。 「ハピネス」 真鍋修也 |
お芝居の内容と舞台装置と演技と、どれをとっても素晴らしい作品でした。 考古学に魅せられて研究を続ける夫の生きざま。その夫を自らの意志で支え続けて、年老いて幸せだったと言える妻。気高い魂を持った夫婦の姿に心から感動しました。 また、日色ともゑさんだからあそこまで見せてくれたのかと思われる演技力。声の美しさにも感動しました。 「ほととぎす」 窪田順子 |
演劇で役者さんの声がハッキリと。特に日色ともえさんはお上手ですネ。 内容がよく解かり、いつの時代もあるのか、真実が通せる世の中にしたいものですね。ありがとうございました。 「さざんか」 |
2時間50分は長すぎる。 座席の関係、空調等を考えると、2時間30分までの観劇が良いのではと思います。 テンポ、明るさ、ストーリー等でも違いますが、次回の芝居選びの参考になればと思います。 女60歳 |
鑑賞時間が2時間50分は大変長いと感じました。 座席がかたいし、尻が痛くて苦痛に思う。 女 |
お芝居の時間の長さ? 多分 ホール(座席など)がよければ問題にならないのでは? ホールのこと考えたいですネ。 匿名 |
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