生きる力! 最初解りづらかったが、若い人が一生懸命歌って踊って、老人が頑張るのを観て、「私も頑張って生きる。生きてやるぞ。」と生きる力をもらえた。 レモンちゃん 高須賀 |
すばらしいメッセージ! 二人の老女は、『宇宙から見たら人間って小さな生き物。宇宙は限りなく広くはてしない。空気、水、風、月、星、太陽、山、海、木、・・・。その中で共存している。 どんな人間にも価値はあるんだよ!必要とされているんだよ!善と悪、強さと弱さ、光と闇・・・。相対する物は誰しも持っている。 目の前に起こった出来事は逃げず受け止める。人に立ち向かっていくといつの間にか光が射す。奇跡が起きる。今生きていることに感謝して、夢を、希望を持とう!』この様なメッセージを私たちに残したのだと思いました。 会員の皆さん、生き生きとして、お芝居を観る日はワクワク期待して、おしゃれをするのでしょうか。 老女を演じる佐々木愛さんの存在感。すべてを物語っている深みのある眼。その中に清涼な風が流れていました。 見終わった後、自転車で帰える途中、清々しい気持ちになりました。 大山康子 |
今一つ セットが大がかりで、色々と楽しめる要素も盛り込まれていたのに、なぜだか、今一つという印象です。 匿名 |
感動的な舞台 アンチエイジングが叫ばれ、「老すなわち悪」という風潮の中、この舞台は私たち老いゆく者へ希望を与えてくれた。 雲雀と星の息の合ったやり取り、雲雀の包容力のある演技と星の切れのある動き、お頭やダーグーの苦悩するシーンに引き付けられた。 場面展開も変化に富み、過去と現代を行き来したり、ミュージカルになったりと、ドキドキしながら楽しめた。 佐々木愛さんの美しい歌声が聞けたのは予想外で、うれしかった。 シンプルな中に、人間の原初の姿と自然の偉大さが表現された感動的な舞台だった。 せせらぎ 柳原美知子 |
老人も捨てたもんじゃない 見る前と後とでは、全然違った印象のお芝居でした。いや、お芝居というよりはミュージカルと言ったほうがいいかも。とにかく、出演者のほとんどが歌って踊っている。素晴らしい舞台でした。 「二人の老女の伝説」というタイトルからは、かなり暗いイメージを持っていたけれど、いつの間にかその気持ちはどこかに飛んでいた。とにかく主役二人の老人が元気で人生をあきらめない。その生きざまに圧倒され通し。 まさに「人生捨てたもんじゃない。」のセリフ通りで私もたくさんの元気をもらった。 今回も大道具小道具担当のスタッフの並々ならぬ気配りには感謝の拍手を贈りたい。場面転換の早業も見事でした。特に、火を使ったことへの気配りは大変だったろうと思われる。上手の火床に煙が上がり火気と火の匂いが客席にまで立ち込めた時にはびっくりした。また、ラスト近くでの大雪原を表す壮大な幕は圧巻で素晴らしくて感動した。 物語進行で中心となった少年と少女と、そして老人(男)がしっかりと脇をかためてアクセントとなっていたことも特筆に値する。 「老人も捨てたもんじゃない」生きる希望をたくさんたくさんいただいていい夜でした。感謝!!! 巻雲 渡辺 宏 |
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