どんな練習をしたんだろうか 加藤健一さんの作品だということで、企画が発表された時からずうっと楽しみにしていました。 市民劇場には確か三回日の来演だと思いますが、「銀幕の向こうに」 で興奮し、次の 「煙が目にしみる」 のお婆ちゃんにびっくりしていたからです。 五時三十分で止まったままの動かない大時計が十年間動かないままということで、この家(建物)の古めかしさを表現! なるほどとうなづかせてくれました。 それにしても、加藤さんと畠中さんのこのお芝居で見せた役者魂には恐れ入りました。 たっぷり二時間をしやべり通し、並の人間に出来ることじゃないと 感動! しかも、二人ともピアノが上手いのに二度びっくり。 どんな練習をしたんだろうかと思うことしきり。「詩人の恋」 というタイトルからして、もっと別の筋書きを想像していましたが、シユーマンの歌曲が全曲出て来たということをパンフレットで読んで納得しました。 小道具のパンとお茶がたびたび登場していましたが、パンの袋にまで細かい配慮がなされていて感心しました。 それにしても、本当によく食べたり飲んだりしましたね。 見ている私達をほほえませ、温かい気分にさせていただき、満足感いっぱいの一夜となりました。 様々なテーマで私達を魅了する加藤さん、次回はどんな趣向が待っているのだろうか、今から楽しみなことであります。 有り難うございました。 巻雲 渡辺 宏 |
二人の登場人物による芝居でしたが、退屈しない内容のあるものでした。 マシユカン教授 (加藤健一) とピアニストスティープン (畠中洋) が出会い、変化していく様子が見事に演じられていました。 深刻な問題を内包しながら、時にはユーモアを交えての歌と歌と演技は迫力がありました。 最後に、マシユカン教授の告白は、重たい余韻となって心に残りました。 ねむの花 O生 |
楽しくもあり、深くもあり、感動の涙もあり、一つのお芝居の中にたくさんのエッセンスの入った極上のお芝居でした。 匿名 |
言葉がはっきり聞き取れなかった。 花時間 渡部 稔 |
すばらしい舞台でした。 お二人の滑舌と発声の良さに、耳の弱い私はとても感動しました。 日頃の基礎訓練の賜物なのでしょうね。 塾生の方も同様で、師匠選びが大切−!と、痛感しました。 オリーブ 小川真理子 |
ピアノと演劇のコンビが面白かった。 天鳥船 渡邉真紀美 |
とてもよい声、知っている歌でたのしかったです。 ありがとうございました。 無記名 |
今回の「詩人の恋」は私には少し難しくて内容があまりよくつかめませんでした。 でも、ユダヤ人が迫害されたことなどは事実で、忘れてはいけないことなので 私が知らなかった現在の様子が少し垣間見えたのでよかったなと思いました。 中学3年 女子 |
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