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「ドライビングミスデイジー」の感想文
ブラボー!
 民藝の奈良岡朋子さんと無名塾の仲代達矢さんの夢の共演!
 仲代さんは重厚な役柄のイメージが強く、今回のホークは私にとってはとても珍しく感じられた。
 一方デイジーは独立心が強くあれだけ黒人嫌いだったのに、キング牧師の演説への関心を示すまでに変ったのが嬉しかった。年老いてゆく様を見事に演じておられるお二人に拍手!!
 義母が最近認知症を発症して、その様子が奈良岡さん演じるデイジーとそっくり。
 よくぞ、ここまで演じられるものと脱帽!
 ちなみにカーテンコールでお二人が役柄とはうって変わって鮮やかな赤を着こなしておられたのが印象的。実は今、私の中で(車やバッグなど) 赤がマイブームだったので、ドキッとしまし
た。
  ダイアナT 杉岡圭子
 以前からいまばり市民劇場に入会したいと思いながら果たせなかったのですが、今回友人の紹介で入会させていただきました。
 また、本日は初めての入会者ということで、一番最前列のよいお席で「ドライビングミスデイジー」を見せていただきました。
 久しぶりに見る生の演劇、奈良岡さんと仲代さんというベテランの有名なキャストのお顔がよく見えて、本当にすばらしい一時を過ごすことができました。さすがにプロだなと、細やかな演技に感腹致しました。本当にありがとうございました。
二ヶ月に一度、演劇を鑑賞できるのだと、毎日の生活に楽しみが生まれてきました。
 お世話して下さるスタッフのご苦労があってのことと深く感謝しています。今後共宜しくお願い致します。
 ひまわり 真鍋てるみ
あっという間の1時間40分でした。
 仲代さん、奈良岡さん、お二人の出演ということで、期待度100%以上。実際に観劇しての満足度200%以上です。
お二人のキビキビとした動き、はりのある声に脱帽。
デイジーが嫌みなく、かわいらしく感じられたのは、私だけではなかったことでしょう。ホークのような友と出会えた、デイジーの晩年は、きっと幸せだったことでしょう。もちろんホークにとっても。友情・老後・親子の情についても、考えさせられたひとときでした。
ぜひとも、またお二人の出演された劇を見たいと思います。ますますのご活躍を!
  
ソワニエ  M
 初めての市民劇場との出会い。
 最高の場所を下さってうれしい。
奈良岡さんのかわいらしさも感激。仲代の達者さにカンゲキ。
舞台の有り方も、削る所、削って音で想像性を掻き立てる所も感心した。
テレビで、紹介されましたが、仲代がセリフを覚えるのに部屋中に貼り紙して覚えたとありましたので、あの自然さに感動しました。
  えんとつ山 オチアイミサオ
 すごく楽しかったです。ありがとうございました。
  
 無記名
仲代さんをぜひ、見たかったので、とても感激しました。ありがとうございます。
 
 J 武田尚子
すばらしかったです
 
 J 伊井尾智恵
大変よかったです。
 
  夢 村上博子
一番前の席で拝見させて戴いてとても良かった。楽しく嬉しく時間をすごさせてもらってありがとうございました。
 
 えんとつ山 森住八重子
会員になってはじめての演劇がドライビングミスデイジーだったのは印象的でした。素晴らしかった。
  
 高野福子
人生の終わりをわがままにユーモアたっぷりにとても心に響きました。ありがとうございました。
  
えんとつ山 本田美香
前列で見られて良かったです。
人生で人と人とが深く結びつき合うって、とってもだいじなことですね。
 
  松木久美子
 1989年度の第62回アカデミー賞で見事作品賞、主演女優賞などを受賞したのは映画「ドライビングミスデイジー」でした。
主演女優賞を受賞したジェシカ・タンディは当時八十才の高齢で過去最高齢者だったそうです。
 この名作を舞台化して、大好きな仲代達也さんと奈良岡朋子さんが共演する生の舞台が見れることをずうっと楽しみにして待っていました。
 車の運転がドラマの中で随所に出て来るのだが、舞台ではどう表現するのだろうかと見る前から興味津々であったが装置は完璧。
 映画とは一味も二味もちがった演出がなるほどと感心させられ見事でした。
 装置といえば三分割した舞台はとてもテンポが良くて芝居をスムーズに進行させていて、これまた見事で私たちを退屈させなかった。映画とは全く違った印象を持ったのは映画版を見た人、共通の思いであったことだろう。
 息子役の千葉茂則さんが登場するたびに服装を変えていたが、映画版では見られなかった鮮やかな色のシャツやネクタイ。 彼が登場するたびに今度は・・今度は・・と、ワクワクしながら楽しみで面白かった。
 ミスデイジーのホークへの心情の変化が、とても自然でうまく表現されていて、なるほどとうなづかせる。これは原作のすばらしさなのだろう。
ラストで、パイを食べさせる場面があったが「お前が一番の友達・・・」とデイジーに言わせたり、「何とかやっていくのが人生ですな」といったホークのセリフが印象深かった。
 期待を裏切らなかった名舞台を目のあたりに出来たことは本当にありがたかった。
 少し寒かった11月の夜でしたが、気分は上々ポカポカの帰り道でした。
ありがとうございました。
  巻雲 渡辺 宏

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