今回は、超豪華2本立て!で、始まる前からどんな催し物かとワクワクしていた。いただいた、機関誌に「人形劇の楽しさは、こどもたちだけのものではない」とあったので、その分期待して始まりを待っていた。 第1部は、「カチカチ山」。白いズボンの丸味が、不思議さをかもし出す2人の男女が登場しておなじみの物語が進行するのだが、人と人形の競演がなんとも面白い。一味も二味も違った独特の面白さが、「人形劇の楽しさは、こどもたちだけのものではない」というキャッチフレーズを納得させる。 劇中「16歳の処女には近寄るな」という男の忠告ともつかぬセリフと、白いロープの使い方が、舟になったり、いろいろになってとても奇抜で妙に印象深かった。 第2部は、「金壺親父恋達引」という時代劇。 これがまァ面白いのなんのって!極彩色のアニメを実写版にしたような登場人物(人形)と装置の見事さに圧倒された。印象深かったのは壺の輝きと月の光。 また音響効果が抜群で効果は、百点満点!中央公民館の音響ってこんなに素晴らしかったのかなって感動した。 お話は人情芝居よろしくハッピーエンドだったが、この楽しさと素晴らしさは、見た者だけにしかわかるまい。 始まるまでは、自分の孫たちにも見せてやりたいと思っていたのが、全くの間違いでした。これはまぎれもなく『おとなのための人形劇』!! 本当にいいものを見せてくれてありがとう!今夜もいい夢を見そう! 巻雲 渡辺 宏 |
今治おやこ劇場では、おなじみの人形劇団プークさん。わたしにとって、人形劇を観るのは久しぶり。 劇団員が、人形に命をふき込むとまるで生きているかのように眼が輝き、手や足が自在に演技をはじめる。 だんだん舞台にひき込まれていく。交流会も、ステージから劇団員の方達が、人形を手に会場に降りてくるというもの。今の今まで、ステージで動きまくっていたお人形がじかに手に出来て、劇団員の方から、ていねいな説明もして頂いてとても満足。私自身も朗読コンサートで、お人形を作ったり、動かしたりしているのです。プロの作られる人形は大変うまく出来ていて、感心することしきり。 いろいろと勉強になりました。 いつもの舞台はもちろんすばらしいですが、たまには今回の人形劇も興味深いですね。 ダイアナT 杉岡 圭子 |
イメージをひろげる不思議な世界を体験できました。 とても楽しかったです。 アザミの会 吉武美由紀 |
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