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「新・裸の大将放浪記」の感想文
 今日のお芝居を見る二〜三日前にテレビで「裸の大将」が放映された。先日お亡くなりになった小林桂樹さんが山下清さん役を演じられていた。映画は清の作品が世間に認められるまでの生きざまをていねいに描いた名作だった。この映画を見られた方も多いことだろう。
 今回のお芝居は「新・裸の大将放浪記」というタイトルが示すように、「放浪の天才画家」「日本のゴッホ」として世間に認められてからの彼の生きざまを描いており、映画とはちがった新鮮味があった。
 彼、山下清の生きざまには、いろんなエピソードがあるが、共通しているのは兵隊検査の場面でありここが一番面白い。笑いの中に何ともいえないあの人情味がたまらない。
 心に残った場面はたくさんあった。数えればキリがないが、自分の絵(作品)を盲目の少女松子に見せる?シーン。
 講演会における「雨ニモマケズ」を朗読するところや、スライドで清の作品を見せる手法など、全篇がやさしさと工夫であふれていた。
 天国に行った清があの幻想的な場面でのセリフ「僕は裸の大将だ!」でしめくくったラストに拍手を贈りたい。
 少し寒くなった十一月の夜だったが心は温かかったいい夜でした。ありがとう!

     
巻雲 渡辺 宏
 あまり期待していませんでした。
 障害者を笑いものにしているようなイメージだったからです。
 しかし、観てみるとそれはまったくの間違いと分りました。とてもおもしろく感動しました。

   ダイアナT 弓山

高松から参りました。大変感動いたしました。
特に一幕終わりの松子ちゃんに絵の説明をしている場面。
二幕の馬宮先生に初心に帰りなさいと諭されている場面は、自然に涙が出てまいりました。本当に良かったです。
今まで自分がお世話になった先生方(他界された)とオーバーラップして思わず手を合わせていました。
本当にありがとうございました。高松から観に来た甲斐がありました。お世話になりました。

   香川市民劇場 田中克明

楽しい舞台でした。
久し振りにお腹の底から笑えました。
不況の折、この様な作品が嬉しいです。皆様熱演でした。ありがとうございました。

     ローテ 女性

松子さんに、はり絵のプレゼントをした際の説明の仕方が、とても心温まる良いシーンでした。
ありがとうございました。

      寺内浩子

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