最初は「ひめゆりの塔」の改訂版かと思って見ていた。何かが違う! よく似ているけれど沖縄じゃない? ま、場所はどこでもいい。さすが、劇団民藝の公演だ。一味も二味も違う劇団だ。 いつものようになんの予備知識もなしに芝居を見た。 実は、劇団名も主役の日色ともゑさんが出ていることもお芝居が始まるまで全く予備知識無しのぶっつけ本番だから今日のお芝居には本当に感動した。 役1時間30分の舞台がアッと言う間に終わってしまった。本当に感動させられっぱなしの1時間30分! パンフレットを見た。 作者、演出、そして出演者などのすべての人たちが一生懸命にこのお芝居を創り上げようとした真心の結晶が見る人たちを感動に導いてくれたのだ。 入口でいただいたパンフレットに歌詞がのせられてあった。全部で3回出演された方たちが歌った。初めは、一行だけ。次も1回目とやや同じ長さだった。 ラストシーンでこの歌を出演者のみんなが歌うこの演出!うまいと思った。 人を引き付けるというのはこう言う手法もあり!とつくづく思った。映画好きの私にとって「スミス都へ行く」とか「ジェームススチュワート」という 懐かしい名前は聞くだけで嬉しい。「スミス都へ行く」は、まだDVDなど無かった頃に、ビデオ店で探し出しやっと見た作品だ。映画の1場面が芝居の中で聞けたのも今日の例会に参加したおかげだろう! 寒い冬の夜に懐かしさと楽しさをたくさんたくさんいただきました。ああ、お芝居って本当にいいもんですねエ! 有難うございました。 巻雲 渡辺宏 |
鈴のような日色さんの声がとても素敵でした。 匿名 |
バックナンバー | 「王女メディア」の感想文 |