久しぶりに例会に出席出来、楽しい一夜でした。 ブンナ(主役)が、蛙だったことも親しみをもって、すんなり舞台に入って行けた感じがします。 お寺の境内の池から、椎の木のてっぺんへ登りたいと公表したあたりから、私はブンナの姉のような気持ちになっている自分を感じました。 よお〜し…と思ったり、震えるほど怖かったり…、その中でそうだ、そうだと感じて笑ったり…。 周囲の状況によって態度を変える雀、百舌鳥、鼠、蛇たちに生きる者の弱さを感じて、自分も反省したり、とても楽しい2時間15分でした。 そして考えさせられました。 前席のため、演者の飛び散る汗まで見えて、凄まじい迫力!! えだぼり F |
家庭環境が変わり段々時間がとり難くなっています。一回でも多く参加できますようにと祈りつつ… えだぼり 大亀栄子 |
オープニングの蛙たちの声が今日の芝居を象徴するように、異次元の世界に誘い込んでくれた。 一匹のひきがえるの色が違っていた。これが今日の芝居の主人公ブンナだった。とても身の軽い若者で身のこなしも軽い。 廻り舞台の上に組まれた装置は印象的でスゴかった。そしてこの大道具の舞台の活用が今日の芝居を左右すると言っても過言ではない。 とても印象深い仕掛けでした。まさに迫力満点の効果はこの仕掛けから生まれたといっても過言ではないだろう! たくさんの動物たち、蛙のほかに雀、ふくろう、百舌鳥、ネズミそして蛇!その動きの場面で飛び散る汗! この汗が今日の舞台を象徴しているように感じられました。 また、この廻り舞台を動かしている二人(匹)の蛙さん。この二人の心くばりが素直に観る側に伝わってくる。 この世は弱肉強食の世界!全てのものが生きていくために一生けんめいになって生活している。これは動物だけでなく、人間だって同じこと。 舞台のバックの色が進行に伴っていろいろに変化するし、音響も迫力があって楽しかった。 また蛙たち十数人の集団演技が見事にこのお芝居を支えていたことも特筆したい。ラストのシャボン玉の絶景に大拍手のいいお芝居でした。 ありごとうございました。 巻雲 渡辺 宏 |
劇団の方々一人一人気を抜かず一生懸命な姿、胸を打ちました。大変良かったです。 ゆうやけこやけ 橘 |
今回のお芝居は、とてもわかりやすく観終わってからも、色々と考えさせられるお芝居でした。 人間と動物の共成が出来る環境に優しい世の中に早くなればいいなぁと強く思いました。 ゆうやけこやけ さちこ |
このころ、色んないきものを見ると、そのそばに別の生き物まを捜すようになりました。 スズメを見ればその足元にカエルを捜します。低く飛ぶツバエを見れば、そのあたりを飛ぶ羽虫に目を凝らします。 このお芝居で “いのちのつながり ”を心の深いところへさしこまれたようです。 ゆうやけこやけ カリヤン |
「片づけたい女たち」を観てから松金よね子さん、岡本麗さんたちの素晴らしい舞台ならではの芝居が当分頭からはなれませんでした。 次回作を観たいという思いがかなったのは今回の「八百屋のお告げ」です。 松金よね子さんという女優さんは映画やテレビで見るのと全く違った感じの素晴らしい女優さんだと思います。 開幕時には暗い感じだったのに物語が進むにつれて、生き生きした本来の松金さんが甦って嬉しかった。 岡本さん、田岡さんや男優三人とのすばらしいセリフのやりとりも見事でした。まさに時間の経つのも忘れて「あれ?もう終わったの?」と思える素晴らしさでした。 正直言って二作目はハンデのある芝居が多い中で今回は松山まで観に行ったこと本当に嬉しく思いました。 巻雲 渡辺宏 |
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