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感想文集=会員の皆さんの感想文です

「柳橋物語」の感想文

 市井の幸せな暮らしを願った若い女二人と男二人。猛火で四人の叶わぬ想いにつらく、むなしく悲しい気持ちにさせられたが、最後に、願った橋も架かり“幕も降りない中”遠くを見つめるおせんちゃんの光る顔と思いが救いであった。
 だから胸の痛みと泪が止まった。

   プチじゅん  くわばらとも
  
 人柄のいい研ぎ職人の源六さんや孫娘おせんさんのやさしい思いやりのある人にも運命は深く左右され浅草の柳橋にも大火に見舞われました。
 でも神田川には屋形船が浮かび柳がそよぐ町になりました。
 おせんは極限まで追いつめられ霧が晴れても感動に涙を誘われました。

    石蕗 苅田年美

 原作を知らずの観劇でした。生きる事の厳しさと愛することの哀しさをしみじみ感じました。最後ひたむきに生きる主人公おせんさんにかすかな希望がみられた事が救いだった様に思います。 

    ブロッサムN 

 
 久しぶりの前進座!!この劇団はいつも演出に驚かされますが、今回は人情話しで、おせんが記憶喪失になり庄吉を待っていたのに幸太に助けられ本当に愛されていたと気付くところで涙しそうでした。

     しまなみ T・M
この度は無理なお願いを引き受けて下さり感謝いたします。会費5000円でも良心的だとよく分かりました。でも今わたしが観たい舞台とは優先順位がちがっていました。
私の医療費を削ってしまっては演者、スタッフの皆様にも失礼になります。戯曲を読んで、体力と家計に合わせて観劇して参ります。
体験にお金を払う点では遊園地も同じなのに、舞台だと払いたくないとためらってしまう方がいるのはなぜかをお考えの上対策中か存じ上げませんが、舞台ができるまでそのものを目の当りにする体験自体を収入源の一つにしてもいいのではないかと思います。乱筆、長文失礼いたしました。

   つぶつぶ 青野光恵
 舞台装置・大火事・洪水の場面、本当にリアルで迫力満点でした。
 今年の夏、日本列島は豪雨・地震に襲われ、全国の市民劇場の会員さんの中には被害にあった人もおられたのではと頭をよぎりました。
 『柳橋物語』は人間は決して一人で生きているのではない。どんな時も支えあって生きていくことの大切さを感じました。
 感動をありがとうございました。

   夢 村上博子
現在にも通じる心の持ち方を改めて感じました。山本周五郎先生の原作のよさですね。

   はしはま 近藤由紀
 久しぶりに、内容の濃い役者さんの声の張りのある見ごたえのあるお芝居でした。
 帰りの車の中、四人の意見が「良かったねえー」の連発でした。
 バックの効果もすばらしくて、黒子さんのお仕事素晴らしかったです。ありがとうございました。

    ばら  砂田久子
  舞台が何度も変わりすごいなと思いました。スクリーンの雨や火事、効果があり、よかったです。
 おせんが最後に幸太さんの愛に気づいて、よかったです。サークルの人達も感動していました。すばらしい劇を見る事ができて幸せでした。

   ばら 鴨川京子



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