やっぱり芝居は生がいい!!そう実感した例会だった。 コロナ禍で上演が各地で中止や延期になる中、5月予定の例会が実現しほんとうに良かった! 内容も東日本大震災から9年も経過し、少しづつ記憶がうすれていく現在、この劇を観たことで当時のことを思い出し、あの時の体験や人々の思いを風化させてはいけないと強く思った。 特にいま、コロナをはじめ、自然災害に次々とみまわれている私たちにとって、忘れてはいけない大切にすべきこと等色々ときづかされた。 匿 名 |
家族をそれぞれ震災で失い、悲しみから立ち直って行くストーリーが素晴らしかったです。 コロナの中お芝居を観ることができ嬉しかったです。お世話して下さった方々に感謝します。有難うございました。 ブロッサム U |
震災で家族を奪われた方々の痛みは当事者でなければわからないですが、普通の生活が一変して、苦悩に満ちたものになる。重いテーマで、一歩踏み出せる心の変化をうまく描いていたと思います。役者のみなさんも、よく稽古されて心に響く作品でした。 ブロッサム H |
3月からはじめた運営サークルも大分すすんだところで中止となり、ポスターの日程訂正など戸惑う事もありましたが無事迎える事ができました。 最近の私は辛いテーマを避ける傾向がありますが、すっかり舞台に引き込まれました。 運営サークルに参加して今の時期劇団の皆様のご苦労をあらためて身近に感じることもできました。 ブロッサム N |
良かったです。とっても! せせらぎ 今井秀子 |
舞台の公演とは、やり直しの出来ない正に真剣勝負。最高の演技をと務められていることと思います。只その分、深みを出すのが難しいのでしょうか。悲しみ、辛さが伝わって来にくかったですが、やはり生は五感に響くものがあり、心に残りました。 えだぼり 佐伯順子 |
幼い頃、私の育った近所にもあったような物語で、すぐ引き込まれました。 現在私たちは恵まれた環境の中で暮らし、生きることに鈍感になっているのではないかと反省しています。感性を磨くためにも観劇はすばらしい手段と思います。考えさせられながら楽しませて頂きました。 場内アナウンス聞き取りやすくとても良い感じでした。担当サークルの皆さまお疲れ様。 えだぼり F |
東日本大震災で被災した人々の日常と悲しみ、焦燥感を描きながら、遠い東北だけの問題ではないことを私たちに教えてくれました。どんな状況の中でも、甘じょっぱい小さなユーモアさえ作り出して生き抜く、人間のたくましさを描いてくれました。東京芸術座の皆さんの熱演に感謝。 日本の片隅の四国、その四国の片隅にいても、東京など大都会にいなければ接することが出来ない演劇を観ることが出来、シアワセです。これも全国市民劇場の末端につながっているいまばり市民劇場のオカゲです。これからも心に響く演劇を、みんなで観たいものです。 まだまだ 羽賀たかし |
東北大震災で死んだ人と生き残っている人との心の葛藤をテーマにしていました。特に子供が行方不明となり半年で死亡届けを出すか否かで抗議をしている母親の心の痛み怒りには理解出来ます。その母親の親そして祖母の支えは方言によって現実味があり祖母の演技はすばらしいものでした。時々方言が理解出来にくい事がありました。幽霊となって息子と話す母親にはほほ笑ましいところがありました。 千代の会 檜垣千鶴 |
5月例会が新型コロナウイルスの影響で3カ月遅れて8月22日上演できたが、会員さんの参加はいつもより少なかった。 3・11東日本大震災に遭遇した幸田家の物語で長男は妻を失い、長女は息子を亡くし、それを受け入れられない葛藤が観ている者に強烈に伝わってきた。そして月日が経ち、「『追憶を糧に生きる』と言う言葉を励みに生きていける」と言うエネルギーで明るさを取り戻していった。 3・11から9年過ぎたが『いぐねの庭』を通して災害が起こるたびに、そこには数知れぬ人々の悲しみ、苦しみがあることを心に刻み生活して行きたい。 バリィさん 真鍋てるみ |
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