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トピックいろいろを紹介します。
◆第70回例会「雁の寺」報告
  5月13日 今治市公会堂で 
  地人会 「雁の寺」  が上演されました。

★12日 15時
 搬入が始まりました。「雁の寺」は舞台に張り出しが必要なため、公演の前日からの搬入になりました。
 搬入作業の前に打ち合わせが有りました。
 舞台の「上手」とは舞台に向かって「右側」なんだそうです。
 
 さあ、トラックから荷物を降ろして行きます。

 トラックには荷物がびっしり、上手い具合に積みこまれていて・・・感心しちゃいました。

  回り舞台の骨格部分が見えます。↓

回り舞台のセットは頑丈に出来てる分重いのなんの。大変!腰いためちゃいそー。

劇団の裏方さんが雪駄(セッタ)を履く理由を聞いてみました。
答えは、「脱ぎ履きがすぐ出来るから」でした。
重いものが足の上に落ちたら危ないのにね。落とさないようにしてるんですって。

それから今回は舞台前面に張り出しとその両側に舞台袖の増設が必要でした。
設備の問題で、また余分な費用がかかっちゃうんだから。

  ↑張り出し(幅180センチぐらい)

搬入作業は一時間ほどで終りました。
運営サークルの方々、大勢参加くださいました。ご苦労様でした。
★13日 15時40分
会場の準備が進んでいます。


白石会長と越智さん

★13日 15時55分
開場に際して担当サークルの皆さんで打ち合わせです。
まず、運営サークル担当幹事の新居田先生から伝達事項。

その後、劇団の人から説明


★18時30分 開場です。

 

 受付は越智さん
 
 今日は市長さんからの花束が無いですな。


竹内先生 記念色紙

★18時30分
いよいよ開演です。

舞台は 京都の禅寺 別名「雁の寺」とよばれる孤峯庵。
不遇の少年と住職とその愛人の△関係の物語。
少年はその出生から差別の対象となり、寺でも愛情の無い修行にさらされる。
少年は住職の愛人から優しくされ、その思いは住職の殺害にまで及ぶ。
これは近年の少年犯罪事件を連想させる。
愛と憎しみの果てに、殺人という絶対に犯してはならない罪を犯す。
人間とは何と愚かで哀れな生き物であろう。
禅宗の僧侶(住職)が修行のすえ、地位や名誉そして酒に女にと、俗物を手に入れることに、少年は憤りを覚える。
しかし、この住職は殺されてよい人間には思えないようにしっかりと描かれていた。
修行によって、「人とは何物か」「悟りとはなにか」「生きるとはなにか」様々な問いに答えを出す事が修行の目的である。
答えが出れば修行も終り、問いが続けば修行も続く。
住職の修行は終っていたのだ。
少年は完全犯罪で罪から逃れたように見えるが、暗黒の心の罪を背負い生きていかねばならない。
心の大罪に恩赦を求めて。
それにしても、高橋恵子さんは美しかった。白い肌をたっぷりと見せてくれた。
ラストの場面、降る雪の中の瞽女(ゴゼ)姿は美しいとしか言いようがなかった。

疑問)開演してすぐ会場がみょうに明るいことに気づきました。非常口の表示灯がついているではありませんか。
   今までこんな事無かった?のに。
   消防法とかで、つけてないとダメなんだそうです。ちょっとおかしいですよね。
   設備の使用目的に合わない設備は意味が無いでしょう。
   これから、どうするんですか。

ハプニング)一幕の途中、暗転から照明がつかないハプニングが有りました。
       幸いにも、数十秒で復旧したんですが、ハラハラしました。設備の故障らしいです。

怒り)携帯電話鳴らしたひと4名以上。対策を何とかせねば。

   
★21時30分 終演
 カーテンコールでは大きな拍手!いいぞ!

終演と同時に搬出作業が始まりました。
皆さん、ご苦労様です。
 ラストの紙吹雪を掃除してます↓


 このお芝居のメインパーツ回り舞台。分解作業を撮ってみました。


★22時50分 
 搬出は終了。ご苦労様でした。
 トラックへの積み込みが残ってますが、後は劇団の人に任せて帰りました。



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