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トピックいろいろを紹介します。
◆第74回例会「髪結新三」報告
 2月14日(月) いまばり市民劇場 第74回例会 前進座公演 「髪結新三」 がありました。

★搬入は9時開始。
 朝9時、2台のトラックが到着しています。
 
舞台では会場準備作業が始まっています。
 

トラックから舞台装置を運び込みます。
       
 

前進座は男性スタッフが大勢いて、会員さんはちょっとおじゃまな様子。


 
女性スタッフの姿が見えます。


  越智さん
あっという間に空っぽになりました。

★10時00分 搬入は終わりました。 いつもみなさんご苦労様です。


★13時30分 瀬川菊之丞さん登場

菊之丞さんが販売担当のようです。
ロビーの売店コーナーに公演関係グッズの数々が並べられてます。
商売熱心です。

★中村梅雀さんのインタビュー
 梅雀さんにインタビューをお願いしましたら、快く引き受けて下さいました。
 (公会堂ロビーにて)
 
 問)今日が四国18ステージの千秋楽。四国の公演で、印象に残ったことは?
     お答え)四国の女性のパワーには感動しました。食べ物もお酒も美味しくて、楽しい舞台でした。
 問)43人という大所帯での移動は大変でしょう。
     お答え)気の合う仲間達といっしょなら、苦は有りません。
 問)お迎えしたとき、ギターを背負われてましたね。あれはご趣味ですか。
     お答え)あれはベースギターです。私からベースは切り離せません。高校時代から始めて、今は一流のプロ奏者たちといっしょに活動しています。
 問)それはすごいですね。俳優として、映画・テレビ・舞台と多忙を極める梅雀さんにもうひとつのお顔が有るとは。
     お答え) 「地下室の会」ホームページを見て下さい。会員番号7に私の名があります。
 問)今治のご感想など。
     お答え)何年か前、テレビの食べ歩き番組で、大島の民宿で タコのから揚げと鯛の浜焼きを食べ、その美味しさは今でも印象深いです。
 問)今治も「おとうし」という、食事のお接待をやりたいと考えてます。次回はたのしみにして今治に来てください。
その他、たくさんお伺いしました。素人のインタビューにきっちりとお答え下さいました。
また、30分のお願いが45分以上お話しいただきました。
ここに、全てをしっかり書き込む事が出来ず、申し訳なく思います。
梅雀さん本当に有難うございました。


「お登勢」の練習を・・・
 
 中島宏幸さん(勝奴役)たちが、文楽・人形遣いの練習をしてました。こっそりと盗み撮り。

★17時 運営サークル作業は始まっています。
 


 



★17時55分 運営サークルのミーティングが始まりました。
司会 柴田さん

みなさんのおかげをもち、会員数702名。
 これからも、みなさん!がんばりましょう!
        中島宏幸さん↓から、「見逃せば100年待たないと見られないお芝居です。大きな拍手で盛り上げて下さい。」
 


 
  前進座グッズも買って欲しいけど、いまばり市民劇場のカレンダー買って下さい。
前進座劇場改修募金
みなさん、準備OKですか。
★18時 開場です。  
  


★18時30分 上演開始
 江戸時代、江戸の人々が生きた、その時代。
 豊かな商人の娘と奉公人が、駆け落ちしようとする。
 それにつけ込み、髪結いの「新三」は娘をかどわかす。
 奉公人は「新三」にだまされた事を知り、大川へ身投げしようとするが、親分「弥太五郎」に助けられる。
 子細を知って、娘を取り返しに行く親分。商人は駆け落ちの事実を公表できず、裏取引で解決しようとするわけ。
 ここから、「新三」の家(借家)の場面。
 江戸時代の風俗が見える。サービスカット=「新三のお尻」も出てきて、愉快、壮快。
 親分「弥太五郎」は「新三」にその威厳=暴力は通じず、交渉失敗に終わる。
 次に出てくる交渉役が、「新三」の大家さん。
 「新三」の弱みを握る大家は、話をつけて、娘を見事に解放する。
 「新三」=子悪党(現代でいえば不良?)は暴力には屈しないが、権力とつながっている実業家=大悪党?の策略にはかなわないという事。
 落ちがあって、大家が身代金の半分をせしめた時、大家宅に泥棒が入り、それより大きな損失をするという。
 それを見て、「新三」が気を晴らすというくだり。いかにも庶民の好むお話。
 さて、親分「弥太五郎」は「新三」への意趣返し。
 待ち伏せして、切りあい、「新三」を殺害。この場面が一番の見所。
 歌舞伎らしい見得の連続。すばらしい!すばらしい!声をかけたかったが、拍手でせいいっぱいでした。
 逃走中の「弥太五郎」は知り合いの老夫婦に呼びとめられ、殺人の返り血を見られてしまう。
 殺人犯に更生を説き、誰にも話さないからという老人を 殺そうかとも思う「弥太五郎」。
 そのとき、追手に取り囲まれ・・おしまい。
 本当は長〜い長いお話をいいとこどりで・・いただきました。

 登場人物のキャラクターや生き様がはっきりしていて、まさに今の時代劇の基本となるお話でしょう。
 しかしながら、人の恋愛や欲や面目といった心の本質は全く変わらないという事。
 その本質を見ること、知る事が、いかに感動的な事なのか。また、教えられたように思います。
 それから、いまばりの会員さん、ちょっと反応がおとなしかったです。
 歌舞伎という事で、身がまえちゃったかも。
 
★カーテンコール
 嵐圭史さんから カーテンコールでごあいさつをいただきました。
  いまばり市民劇場の会員が700名を越えたこと。おめでとうございます。
  また、例会で取り上げていただき、皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。
  前進座劇場の改修募金のお願い。
 大きな拍手で終演です。

★21時10分終演 

 すぐさま搬出作業開始です。 
★21時20分 ロビー交流会
 出席者は 中村梅雀さん 河原崎國太朗さん。 司会は柴田さん    招待の高校生達も参加↓
 

役者さんを身近に見られて、みなさん感激!
質問では、
  舞台の場面が変わるところ、すごいです。・・・ あれは絵です。
  梅雀さん、体は鍛えてますか。お尻が素敵でした。・・・・小さい頃からスポーツやってました。
  梅雀さん、いろいろな役柄でどれが自分に近いですか。・・「青の炎」の刑事役。
  國太朗さん、女形の声はどのように訓練されるのですか。・・義太夫などでします。
 その他たくさん答えていただきました。

 梅雀さんに「今治はすごい反応が有ると聞いていたが、ちょっとおとなしかったですね。」と言われてしまいました。

 すばらしい感動を有難うございました。
★21時50分終了
★22時30分、搬出作業は終了しました。
  
 今日で四国公演は終了で、京都行きと東京行きの荷物に分けなければいけないそうです。
まだまだ、積み込みは時間かかりそうですね。
 みなさん、ご苦労様でした。


★宿舎(ホテル白石)で交流会が有りました。

      嵐圭史さん                   瀬川菊之丞さん              津田恵一さん


      山崎辰三郎さん               藤川矢之輔さん               中村梅雀さん




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