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◆第104回例会報告 第104回例会 グレイクリスマスの会公演「グレイクリスマス」が1月24日(日)行われました。 ★搬入は例会前日1月23日(土)午後5時、トラックがすでに到着しています。 作業開始にあたり、製作山崎さんと舞台監督さんからのあいさつ。 けがのないようにお願いします。 俳優座と文学座の若い俳優さんたちが紹介されました。 搬入開始です。 日が落ち、風がつめたいです。 この例会も 舞台には張り出し(幅0.9m)が設営されています。 搬入は終わりです。 ★1月24日(日)例会当日 午後2時 製作山崎さんがどうも怒っているらしい。 ホテルの受付の対応が悪かったらしく、温厚な山崎さんがキレタそうです。 ★午後3時 出演者のみなさん ロビーでストレッチや発声を始めています。 清水さん? 児玉さんかな? 森さん? 誰だろ? ★午後5時 担当の会員さんによる作業が進んでいます。 担当の 桑村さんと明比さん アナウンス(影アナ)の打ち合わせ ★午後5時50分 ミーティング開始 司会は明比さん 残念ながら クリアならず! 製作 山崎さんからのあいさつ。 市民劇場と劇団の関係について話してくださいました。 「今の有名俳優達、たとえば仲代達矢や平幹二郎たちは、地方を回って一流の役者になった。 皆さんが育ててくれたと言っていい。 会員がひとりでも増えれば、それが演劇界を支えることになる。 劇団も大変な時代だが、手を取り合ってがんばりましょう。」 サイン色紙 当たりましたね ★午後6時 開場です。 募金係りさん がんばってます。 ★午後6時30分開演です。 伯爵五條家の後妻華子は敗戦によって目覚める女性の象徴 華子が愛してしまう進駐軍日系アメリカ人将校のジョージ・イトウは、ある意味で理想のアメリカ。 しかし、東洋人に対する差別という現実は、彼が真のアメリカ人になるため、朝鮮戦争の最前線に向かわせる。 劇中、印象に残る言葉がデモクラシーとピープルだった。 日本語訳されずに出てきます。 デモクラシーとは何か。 劇中では、「デモクラシーとは、個人の欲望を求める権利を認め合うこと。」と訳された。 ピープルとは何か。 ピープルといえば、リンカーンの名言 「Government of the people, by the people, for the people.」 「人民の人民による人民のための政治」 が即 うかぶが、劇中には、より深い意味があるように聴こえた。 「終戦」で日本は崩壊し、アメリカによる日本再生が始まる。 この芝居の視点は、 今時に言えば、オールクリアされたかに見えた日本というパソコンに理想のソフトをダウンロードしようとしたが、 結局上手く作動せず、従来のソフトを改造して使わざるをえなかったということか。 日本国憲法はアメリカの理想のようなもの(自国では絶対にできない)だろうか。 全体主義から個人主義へという種はまかれた。 作者のメッセージ 「日本はピープルの国になれるだろうか」 「日本人はピープルになれるだろうか」 華子の最後のダンスは、 理想と現実の違いに対する絶望か、行動できなかった、変わることができなかった自分への後悔か! 大きな拍手で カーテンコール 拍手!拍手! 斉藤憐氏の物語「グレイクリスマス」を2時間半に詰め込んでしまうと、 話が難しく・わかりにくくなったような、早歩きをして息が上がったような感じがした。 それにしても日本人は不思議な民族だ。 確かに、日本人はなぜアメリカが好きなのだろう。 なぜ髪の毛は栗色にするのだろう。 なぜ白い肌に憧れるのだろう。 ★午後9時10分 終演 感想文を投稿してくれる会員のみなさん ★即搬出作業が始まります。 ★10時30分 作業は終了です。ご苦労様! 明日は松山です! |