2003年 7月12日(土) 開演6:30 開場6:00 場所:今治市公会堂 木山事務所公演
出演 田中 実幸 /田中 雅子 / 原作 中沢 啓治 脚本・作詞 木島 恭 作曲 林はじめ ☆ファミリー例会(子ども招待) =会員の家族を無料ご招待 詳細は事務局まで |
あらすじ |
1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、ゲンが学校に向かう途中、火の玉のような巨大な光が目の中に飛び込んできたと思った瞬間、いっさいの記憶がとだえてしまいました。 広島上空にアメリカの爆撃機B29が現れて「原子爆弾」が投下され、一瞬のうちに約14万人の広島市民の命が奪われました。 背中にのしかかった瓦やレンガの中から、やっとのことではい出したゲンは夢中で自分の家に向かって走り出しました。その道々には、全身にガラスがささったり、皮膚が焼けただれたたくさんの人たちが、幽霊のように水を求めて歩いていて、まさに生き地獄! ゲンは家が崩れ落ち、柱や壁の下敷きになった父、姉、弟を必死に助け出そうとしましたが、火が噴き出し、肉親3人の焼死を目の前にするしかありませんでした。 やがて、焼け跡の風景の中にこだまする“オギャア!”という産声・・・・・。お腹の大きい母親がショックのあまり産気づき、女の子を出産したのでした。新しい生命の誕生! “この戦争は間違っている”と言い続けて死んでいった父親の気性を受け継いで、そのあともゲンは、青麦のようにまっすぐに強い心のままに生き抜いていくのでした。 |
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