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最新例会紹介

第72回例会
  2004年 9月13日(月)  場所:今治市公会堂

  開演6:30  開場6:00
  関西芸術座
   『遥かなる甲子園』
     原作=戸部良也 
     脚本=西岡 誠一  演出=鈴木完一朗
     出演=寺下貞信 門田裕 松本幸司 他

〜僕たちにも野球はできる。聞こえぬ球音に賭けた青春〜
 東京オリンピックの年、沖縄に風疹が猛威をふるった。
 その時の妊婦から産まれた子供の多くが、聴力に障害を持っていた。
 その子供たちのために作られた一過性の「ろう学校高等部」で彼らは野球部を作った。
  甲子園を目指そう、青春だぜ!そんな彼らの希望を拒むように、高野連の規則「高校野球憲章第3章」の厚い壁が・・・



あらすじ
 一樹は、かつて沖縄代表校の応援に甲子園に駆けつけた時、そこで「音」を見たのだった。
 「ルールに基づいて繰り広げられる戦いにろうあ者も健常者もない。」
 一樹の思いに賛同して野球好きの仲間が集まり、校長の許可を得る。
 部員の勧誘、顧問さがし、部室作りから始まった野球部作りは軌道に乗ったかに見えた。
 しかし、「高校野球憲章 第三章」は一樹たちの思いとは裏腹に、ろうあ者を初めから除外する規定になっていた。
 手話を捨て、口話の練習に明け暮れることにより聞こえない者たちの世界から飛び出そうとする 弥生、聞こえる者たちと共同することを初めから忌み嫌う 茂、心臓疾患を抱えながらも練習を続ける 北間・・・・・。
 あくまで加盟を嘆願する校長、だが甲子園への道は堅く閉ざされている。
 打ち砕かれそうになる一樹を支えたのは共に頑張ってきた仲間であり母であった。
 加盟を巡って様々な思いが交錯するなか、マスコミや世論にも押されて、野球連盟も重い腰をあげ、加盟を審査するためのテスト試合が行われることになった・・・・・。

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