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最新例会紹介

第90回例会

     2007年8月20日(月)  場所:今治市公会堂
     開演6:30  開場6:00
     劇団 文化座
     『二人の老女の伝説』
     作・演出:福田善之
     
     
     出演:佐々木愛 新井純 他






 「ふたりの老女」(亀井よし子訳/草思社刊)は、北極圏に近い極北の地でアラスカ先住民としての生活を今も営むヴェルマ・ウォーリスが実際に母から聞いた伝説です。
 これに、アラスカを愛し撮り続けた写真家・星野道夫の自然と人間に対する思いを注ぎ込み、福田善之が複雑な現代に生きる私たちに入間として生きることの熱ぎメッセージを解き放ちます。

あらすじ
  

 ここは或る都会のスラム街。
 ホームレスのような老人や世をすねた少年少女たちがたむろする暗闇の町。
 そこにフッと現れた古典的アラスカ先住民姿の少女。彼女はゆっくり語り出す。いつとは知れない、しかし先祖代々伝えられてきた物語を。

  その年は天候不順で食糧の蓄えができないまま厳しい冬がやってきた。危機に瀕した集団のリーダーは、口減らしのため、お荷物になっていた二人の老女を棄てる決定を下す。それは老人を敬い大切にする伝続に背く決断であった。彼らは食糧を求めて旅立っていく。

  棄てられた二人の老女は、悲しみ、恨み、怒り、そして絶望の淵に立たされる。しかし死に直面した彼女たちに、生きる本能、長年培われてきた経験・知恵が徐々に蘇る。二人は決意する1「生きてやろうじゃないか!」。そして、二人のサバイバルの闘いが始まった。



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