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トピックいろいろを紹介します。
◆6月28日 2003年度第14回定期総会 が開かれました。
  
( 今治市明徳短期大学 幼教講義室にて )

 《会場の様子》
  当日は強い雨が降る悪天候の中、多くの会員さんが集まってくださいました。
  白石会長のあいさつから始まりました。






  運営サークルの活性化によって、会員の拡大を!
  満場の拍手で議事をすべて無事終了しました。総会に参加された皆さん有難うございました。

◆総会議案書を記載します。

い ま ば り 市 民 劇 場

2003年度第14回定期総会議案

     日 時  2003628(土) 午後130分〜3

    場 所  明徳短期大学    1階学習室会議室

    議事

     受付
     総会成立の確認
     総会諸役員選出
     開会挨拶
     修正案締め切り
     2002年度のまとめ(質疑・採決
     2002年度の会計決算・監査報告(質疑・採決)
     2003年度の活動の取り組み(質疑・採決)
     2003年度の会計予算(質疑・採決)
     役員選出 
     新役員紹介・挨拶
     閉会挨拶

第14回定期総会議案書

 1.はじめに

 地域文化の向上を願って創立した「いまばり市民劇場」も64回もの公演をかさねました。 その間、会員の要望に基づいて作品を決め、会員一人一人の手で自主的に、民主的に運営してきました。 景気の低迷や暗い出来事の多いこの頃ですが、こんな時だからこそ、すばらしい生のお芝居を観て感動し、 生活にうるおいをもたせることが必要ではないでしょうか。文化の灯を消さないよう、会員みんなで発展させていきたいものです。
 市長さんからは、療養中も、役者さんへ花束とタオルを戴きました。劇団の方も大変喜んでおられます。
 しかし、不景気のためか、会員減に歯止めがかからず、収入が貧迫し、支出を押さえなければならない苦しい現状です。 事務所も、市民活動センター内に移転しました。少々狭いのですが会議室は広くてつかいやすく、事務所経費は非常に少なくてすみ、 大変助かっています。また、例会ごとに皆さんにお渡ししている機関誌や会員手帳は手作りであり、載っている広告も会員のご協力の賜物です。 ところで、このような作成に興味のある方はおられませんか。機関誌部員となって腕をふるっていただくとありがたいのですが。
 去る1月18日(土)19日(日)、今治で、四国幹事会が開催されました。四国8つの市民劇場の幹事が集まり、困ったことや成功したこと、 これまでに観たお芝居の感想など、いろいろ話し合い、収穫の大きい会でした。「いまばり市民劇場頑張って」とのエールもいただきました。
 昨年は今治市教育委員会と文化振興課のお世話で、文化施設の先進地の視察に行き、羨ましく思いました。 今治にも、設備が完備した文化ホールを早く作ってほしいものです。「ジョセフィン」のときには公会堂の電圧が低く、 舞台の照明ができず、電圧を上げる装置を入れたり、舞台がせまいため張り出し工事が必要となり、そのため公会堂を前日からかりなればならず 、余分な支出を余儀なくされました。そればかりでなく、四国の他の市民劇場で上演できるお芝居が、今治では公演できないということもあります。 残念なことです。
 「アンネの日記」は、初めての試みとして、「子供招待例会」としました。当日は、学生服の小中学生の姿がちらほらとみられ、 「すごく感動した」「お芝居が好きになった」などのうれいし感想をたくさん聞きました。感想文もいくつか寄せられました。 次回の「はだしのゲン」も「子供招待例会」といたします。会員の子供さん、お孫さんは観劇できます。事前に事務局へご連絡下さい。 お芝居の好きな人が育っていける素地になればと思います。
 いまばり市民劇場の存続は勿論のこと、会員拡大の方法と進むべき道を、 皆で考えていきたいと存じます。今後とも、より誇れる会にするため、知恵と行動とともに更にご尽力をいただきますようお願いします。

 2.2002年度の活動をふりかえって

 2002年度は、昨年に続き会員拡大を最大のテーマに「会員数の前例会クリア」「運営サークル会の担当時、1サークル1名クリア」等に取り組みました。 代表者会議を2月15日(土)の 朝、昼、夜、と3回開き、併せて57名、50サークルの方が参加されました。
 「アンネの日記」と、「はだしのゲン」の例会を、子供招待例会にすることなどを取り決め、熱心に話し合いました。
5月例会「頭痛肩こり樋口一葉」が、今治のホールに乗らなかったことで「しのだづま考」に変更になったこと、事務局移転他、経費節減などで、赤字にならずにすみました。
 「國語元年」718名、「リア王」758名、「三人吉三巴白浪」739名、「ジョセフィン」735名、「見よ飛行機の高く飛べるを」714名、「アンネの日記」709名でした。「リア王」では新入会58名、退会18名で40名増やすことが出来ましたが、「アンネの日記」までの新入会は141名、退会者は162名で、21名の減、会員拡大の目標数730名、平均721名、9名不足、もう少しのところでした。
 鑑賞会参加率
 例会別では、「国語元年」86.0%、「リア王」90.0%、「三人吉三巴白浪」85.3%、「ジョセフィン」93.3%、「見よ飛行機の高く飛べるを」77.8%、「アンネの日記」89.3%となっています。
 平均87.0%観劇率で、知名度の高い劇団や俳優の出演、話題性の多い作品で、特に、「ジョセフィン」「リア王」は90%以上の参加率でした。
 運営サークル会
 市民劇場運営サークル会の3目標
 1.サークルでの前例会を1名クリア(運営担当の時1名増やす)
 2.意識的サークルの根分け
 3.運営サークル会への複数参加(1サークル2名以上)
を定め、運営サークルへの参加を広く呼びかけました。
 運サ参加率は、「国語元年」86.6%、「リア王」90.0%、「三人吉三巴白浪」85.7%、「ジョセフィン」91.0%、「見よ飛行機の高く飛べるを」72.7%、「アンネの日記」81.4%となっています。
 「リア王」「ジョセフィン」の運営サークルは90%を越え、これからも、幹事やサークルの代表者だけでなく、会員一人一人が積極的に運営サークルに参加して、その活動により自分達の市民劇場を支えていく必要があります。
 事前学習会、交流会
 「リア王」では、7月13日(土)に愛媛大学助教授の井上先生をお迎えして、ビデオ等をまじえて「シェイクスピアとリア王」について、わかりやすく説明していただきました。「見よ飛行機の高く飛べるを」では、12月21日(土)に山田淳子先生を講師に、「女子師範学校寄宿舎の思い出」と題して、戦時下の女子師範学校で、ご自身が過ごされた寮生活での体験談をお話していただきました。
 9月17日(火)の「三人吉三巴白浪」公演後に、和尚吉三役の藤川矢之輔、釜谷武兵役の益城宏、夜鷹おとせ役の山崎杏佳の三人の方たちとホテル白石で交流会を行い、お芝居の苦労話や観客の反応など、食事をしながら交換できました。
 また、12月5日(木)の「見よ飛行機の高く飛べるを」の公演後には、ロビーでの交流会が行われ、劇団から舎監役の藤夏子、杉坂初枝役の松熊明子、大槻マツ役のひかし由貴、先生役の円谷文彦の4名の方が参加され、なごやかで楽しい話し合いができました。

 3.この1年の鑑賞会をふりかえって

 三人吉三巴白浪

 数奇な運命をたどる盗人三人。しっかり観ていないと、話が解からなくなってしまいそうなほど、複雑に入り組む登場人物たち。立居振舞いが素晴らしく舞台装置も見事であった。川べりからお寺、火の見櫓へと数回にわたる舞台の変化も楽しめた。最後はホロリと、させられる人間くさい作品。
長い上演時間のお芝居で見応え十分であった。

 ジョセフィン〜虹を夢みて〜
 前田美波里さんが実在したレビューの女王、ジョセフィン・ベイカーを演じた。美波里さんの登場シーンでは会場中が途端に湧き上がり、 歌と踊りの華やかな舞台が始った。しばし普段の忙しい生活を忘れ、うっとりとさせられた。ミュージカルといえども語りのシーンも多く、 解りやすい作品であった。

 アンネの日記

 誰もが皆一度は耳にしたことのある名作。子供の頃には理解できなかった戦争と迫害の事実を改めて勉強させられるお芝居であった。 身の危険が迫るのを感じながらも、明るく「今」を大切に生き抜く少女の姿に魅せられた。
 いまばり市民劇場では初の試み「子供招待」を実施。 お子さんにも観劇していただけた。今後もたくさんの方々に是非観ていただきたい作品ではないだろうか

 リア王
 シェークスピアの四大悲劇の一つ。親兄弟姉妹間の誤解や確執を描く。
王位を退く決意をした父をうらぎる二人の娘たちの心根に気付かず、愛のある娘の心情が解らないリア王の悲劇が始まる。 目が見えなくなって初めて人間の本性が見えてくるロブスター伯爵や、最後になって理解できた末娘の亡骸を胸にして 死んでいく王の姿に見るものの受け止め方はさまざまであろう。

 見よ飛行機の高く飛べるを
 明治末期の女子師範学校の寄宿舎物語。「質実剛健」をうたう厳しい校風の中、文武両道の優等生と仲間に入りきれずに 一人で新聞を読みふける変わり者との出会いにより、新しい世界を見つめ始めた少女たちが増えていく。ところが校長により突然校風が 「温順貞淑」に変えられてしまう。ストライキで立ち上がったものの最後に一人残った少女に高く飛べる日は来るのだろうかと力強い終わり方であった。 大雪により途中で帰った人たちも多く仕方ないとはいえ少々残念でもあった。

 4.2003年度の活動方針

 観ることで、こころ豊かな演劇の友をつくろう!!
  1.継続的な組織つくり
  2.運営サークルの活性化
  3.文化活動の充実

 5.座席割りについて

 担当運営サークルを前席に
  1.パイプ椅子はずし  階段席から
  2.一番前列      パイプ椅子真ん中から

 6.より活性化させるために

@ 運営サークル(例会担当のサークル)が主体的に動く。
★ より快適な鑑賞会を実現するために運営の仕組みを理解してもらう。
★ 例会担当になったサークル会員は事前の運営サークル会に一回以上必ず席する。
★ 継続させるための意識 参加意識の強化 より深い楽しみを共有する。

  役割分担の徹底
   公演前後:機関誌 広告 ポスター 出演者送迎 等
   当日   :受付 売店 サークル袋 アナウンス 搬入搬出 など>

A事前学習会の充実
  例会鑑賞をさらに密度の高い楽しいものにするために事前準備をする
  外部講師 会員講師 映画 ビデオ 座談会等
Bその他
  観劇の楽しい華やいだ雰囲気づくり
  ロビーを楽しい交流の場に

 資 料
 例会日程
公演日程 演目 劇団名 出演者
2003年  7月12日(土) はだしのゲン 木山事務所 田中 実幸
10月20日(月) 高き彼物 俳優座劇場 高橋 長英
11月24日(月) その場しのぎの男たち 東京ボードビルショー 佐藤 B作、あめくみちこ
2004年  2月 9日(月) 缶詰 文学座 角野 卓三
 4月 8日(木) キュリー夫人 青年劇場 黒柳 徹子
 未定 雁の寺 地人会 高橋 恵子



◆5月30日 第64回例会“しのだづま考” の会場風景です。
  
( 今治市中央住民センターにて))
 
 緊張感の有る、すばらしいお芝居でした。
 《公演終了》

   出演 :中西和久さん ・・すばらしいお芝居のあと、汗ぐっしょりで、サインをしてくれました。
   本当に、芸達者! 
   会員のみなさんからは「よかったねー」の声が聞こえました。

    会場がいつもと違って・・・!?




 運営担当サークルのみなさん



 ノボリ旗が雰囲気を盛り上げてくれました。


 幹事のみなさん、担当サークルのみなさん、本当にご苦労さまでした。


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