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トピックいろいろを紹介します。
◆10月9日・10日・11日の3日間 代表者(全会員)会議 が開かれました。
  
( 事務局・ボランティアサロン )
「市民劇場再発見!」 と題して、計9回にわたり、142名(68サークル)の会員の方々にお集まりいただき、会議が開かれました。

事務局(大政さん)から、いまばり市民劇場が置かれている現状、さまざまな問題点、会員の皆さんへのお願い等、が説明されました。

 ○いまばり市民劇場は会員の減少から財政的に、存続が危ぶまれる危機的状態です。
 ○この危機を脱出するためには、会員の拡大しかありません。
 ○会員を増やしている他の市民劇場を参考にすると、会員の皆さんの意識に違いが有ります。
 ○市民劇場はお芝居を見るだけの会ではありません。全国市民劇場の多くの会員の皆さんが、演劇界を支え、役者さんたちを育てているのです。
 ○代表者の方がひとりで苦労され、その代表者の方がやむない事情でおやめになると、サークルメンバーみなさんがやめてしまうことになります。
 ○サークルを3〜5人に根分けしましょう。
 ○公会堂の悪さはどうしようも有りません。しかし今治でお芝居が見られるということが一番大事なのです。市民劇場が無くなれば、お芝居はもう今治に来ないでしょう。
 ○市民劇場自体を知らない人が大勢おられます。声掛けをお願いします。
 ○会社や教室、グループの代表の方をご紹介下さい。説明に出向きます。
 ○会員拡大に特効薬は有りません。皆さんの「くちこみ」の力を信じています。
 ○運営サークルの電話連絡網を試したいので、ご了解下さい。

出席の会員さんのご意見(多くの貴重なご意見、問題提起、ご苦労話をいただきました。)を、ほんの一部ですがご紹介いたします。みなさん、有難うございました。

 ○仕事、育児、介護と、お芝居を見る環境にない人ばかりです。
 ○足(送迎)さえ有れば見たい人はいる。
 ○人前で話すのが苦手だから欠席する。
 ○お芝居の良さがうまく伝えられない。一度見てみないと解からない。
 ○市民劇場の仕組みだけでなく、その意義や目的も理解してもらって入会してほしい。
 ○会員拡大の土台にあるのは人を変える事。根分けする事は代表者を育てる事なんだ。
 ○観劇後、お芝居の感動を分かち合える感動のすばらしさを発見した。
 ○公報の折りこみにチラシを入れてはどうか。携帯メールで連絡してはどうか。
 ○情報は機関誌だけだ。機関誌を座席シールといっしょに渡してはどうか。
 ○すばらしいお芝居の感動を今治の人達に味わわせてあげたい。あきらめず頑張ります。


市民劇場とは?

「会費を納めるのが面倒だから振込にして下さい」
「手伝え手伝えというので辞める」
「事務所が遠くなったから…」
「一回観ることができないと損だ、観たい時だけ会費を払って観たい」
 一番良く言われる言葉です 。
 会員が減っている現状では返す言葉にも気をつかいます。
 しかし、本来市民劇場は営利団体ではありません。チケット売りの商業演劇(鑑賞と批判の局面しかあたえない一般の興行形態)とは違います。
 全国様々なホールで、たった一日(多くのステージ数がある所もありますが)公演するために各地をまわり折角作った舞台を夜中までかかって 壊しまた次の公演地へ。お芝居は 非常に手間暇かかるものです。(舞台セット・衣装・小道具・公演するまでの練習お金の工面etc)
 劇団 (俳優)関係者は、一人でも多くの人に芝居が観てもらいたいために公演をしています。
 旅費、チケット、時間をつかえば観劇できます。しかし、一回観るだけで、市民劇場の年間会費より多くかかる公演もあります。 芝居をもっと気軽に観るためにいまばり市民劇場があります。 会員が増えなければ運営は困難です。そのことさえも知らない、知らされていない会員さん(座席シールをチケットと言われている人がいます)が多くいます。
もう一度原点に返りサークル内で市民劇場について話合ってみませんか。

★演劇鑑賞運動
 鑑賞運動の生命は 「この会は自分達のもの」必要なものは、全て自分たちで持ち寄り、必要なことは全て自分達で解決していく 自主制と連帯制を継承していかなければならない。

 劇団(創造団体)が俳優を育て、市民劇場(我々の会費)が劇団を支えている。

 地味だけども、本当に人の心を打ち、社会の発展と人間の真実に触れるような、珠玉作品を発見し掘り起こすことも重要なテーマである。
(九演連四十年史より一部抜粋)




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